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診療科の特徴|麻酔科|加古川中央市民病院

診療科の特徴 / 麻酔科

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麻酔について

麻酔科は当院で行われる全身麻酔の全症例と、リスクを伴う脊椎麻酔症例や帝王切開症例を担当しています。具体的には、未熟児・新生児から90歳を超える高齢者に至るまで幅広い年齢の患者さんを対象とし、またさまざまな疾患に対応するべく、大学病院・こども病院・循環器病センター・救急病院などでトレーニングを積んだ麻酔科専門医・認定医が麻酔管理を行います。

麻酔をかける主な目的は「安全で快適に手術を受けていただくこと」です。安全に麻酔を行うためには、術前に患者さんの状態を十分把握することが必要です。そのために術前検査を受けていただき、手術前日までに患者さんを問診・診察させていただきます。必要な場合は追加検査をお願いすることもあります。

手術中は患者さんの状態に合わせ心電図、血圧計、経皮的酸素飽和度モニター(パルスオキシメーター)、脳波モニターなどを用い、常に全身状態、麻酔状態を監視・維持しています。

当科は術後の鎮痛対策も行っており、持続硬膜外麻酔や超音波ガイド下神経ブロックを施行して良好な鎮痛を得ています。これらの手技ができない症例では、鎮痛剤の持続的静脈投与を行うなど、いろいろな方法を使用して術後鎮痛を行います。

麻酔科外来について

手術が決まった患者様がスムーズに入院手術に臨んでいただけるよう、麻酔科の診察を外来で受けていただきます。ご家族も含めて外来で麻酔の説明を聞いていただき、安心して麻酔を受けていただけるようにしています。入院後に診察する患者様もありますが、麻酔のことで不安がある方は何でもご質問ください。

なお、現在ペインクリニック外来は行っておりません。

無痛分娩について

無痛分娩を行う準備を整えました。麻酔科医が中心となって硬膜外麻酔を用いて無痛分娩を行います。現在のところ、経過順調な妊婦様に対象を限定していますが、検討中の方は産婦人科外来でご相談ください。