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診療科の特徴|産婦人科|加古川中央市民病院

診療科の特徴 / 産婦人科

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産科の特徴

切迫流早産や妊娠高血圧症候群や各種合併症妊娠の方だけでなく、分娩を希望されるすべての方を対象としています。年間総分娩数は約700件で約55%が帝王切開分娩、うち約45%が緊急帝王切開です。32週未満の早産症例や品胎を含む多胎症例、前置胎盤症例、胎児機能不全に対する超緊急帝王切開などのハイリスク症例が多いため帝王切開分娩が多くなっています。子宮頚管短縮症例や子宮頚管無力症に対する頚管縫縮術が多いのも特徴です。
また遺伝子診療部の協力を得てNIPT(無侵襲的出生前遺伝学的検査)と麻酔科の協力を得て無痛(和痛)分娩にも取り組み始めています。
地域周産期センターとしての役割として母体搬送だけでなく産科危機的出血などの産褥搬送も受け入れています。搬送元は加古川、三木、小野地区に留まらず、明石、西脇、西神戸地区などからも受け入れています。
また当院は赤ちゃんにやさしい病院(BFH)に認定されており母乳育児にも力を入れています。

婦人科の特徴

婦人科は、良性疾患を中心にしております。子宮筋腫や子宮腺筋症や卵巣腫瘍に対する開腹手術、子宮頚部の良性疾患や上皮内病変に対する膣式手術に加えて、低侵襲手術として子宮内膜ポリープや粘膜下筋腫に対する子宮鏡下手術と卵巣・卵管疾患に対する腹腔鏡下手術、骨盤性器脱に対する膣式手術を行っています。またIVR科と連携し子宮筋腫に対する動脈塞栓術も行っています。現時点では悪性疾患と子宮摘出を伴う腹腔鏡下手術症例に関しては外来での診断は行いますが、治療は原則的に近隣の専門機関に紹介しています。