TEL
緩和ケア研修会・セミナー | 加古川中央市民病院

緩和ケア研修会・セミナー

ホーム > 医療関係の方へ > 勉強会・セミナー > 緩和ケア研修会・セミナー

加古川中央市民病院 緩和ケアセミナー開催のご案内

緩和ケアセンターでは、2024年度の緩和ケアセミナーを下記の要領で開催いたします。今年度は「意思決定支援」をテーマに、聖路加国際大学大学院看護学研究科 看護情報学分野教授 中山和弘先生を講師にお迎えいたします。多数のご参加をお待ちしております。

開催日時 2025年2月13日(木)17:30~19:00 (受付開始17:00~)
テーマ患者中心の意思決定支援:基本的要素と支援ツール
講 師聖路加国際大学大学院 看護学研究科 看護情報学分野 教授 中山 和弘先生
開催方式ハイブリット開催(加古川中央市民病院きらりホール・Zoom)
対象者加古川市・高砂市・稲美町・播磨町に勤務されている医師、看護師、理学・作業・言語療法士、ケアマネージャー、社会福祉士 等
※WEBでの講義となります。
※会場参加かZoom参加かをお選びの上、お申込みください。

PDFはこちら

参加ご希望の方は、上記申し込みボタンまたは

ポスターQRコードから申込みフォームへアクセスしてください。

お申込みの締切日は 2025年 2月2日(日)としております。

緩和ケア研修会・セミナー 活動報告

緩和ケア研修会(PEACE)

2024年11月3日に緩和ケア研修会(PEACE)を開催しました。

今年度も対面形式で開催し、院内外からの医師・看護師合わせて18名が受講しました。

コミュニケーションのセッションでは3人1組となり医師役・患者役・観察者役でロールプレイを行い、それぞれ振り返りをおこないました。医師役をした受講生からは「間の取り方が難しい」「話さなければならないこと、話したいことを一方的に話してしまった」など振り返り、コミュニケーション技術、共感するスキルの大切さなど全体で共有することができました。 グループワークでは事例をもとに痛みのアセスメントを行い、苦痛緩和の薬物療法・非薬物療法とケアに加え療養を支える地域連携についても話し合い、「症例を通して在宅医療に移行するまで、様々な職種の方が関わっていることを改めて実感した」など社会制度・社会資源について学ぶことができました。

2025年2月13日(木)に緩和ケアセミナーを行いました。

2025年2月13日(木)に緩和ケアセミナーを行いました。

今回は「患者中心の意思決定支援 基本的要素と支援ツール」のテーマで、聖路加国際大学大学院看護学研究科教授中山和弘先生にご講演していただきました。

今年はハイブリッド開催とし、現地とWEB参加を合わせ86名の方が参加してくださいました。

自分らしい意思決定支援「胸(腹)に『お・ち・た・か』」を学びました。

「お:オプション(選択肢)がそろっているか」

「ち:各オプションの長所を知る」

「た:各オプションの短所を知る」

「か:価値観(長所と短所を比較して何が重要か)」

これら4つの事が意思決定を支援していくうえで重要だと知ることができました。

アンケートからも、「意思決定を促すことが大事なのは知っていたが、どのような情報を提示することが適切なのか知ることができた」、「意思決定に必要な段階や意味があり、きちんとした情報提供をしていくことが前提での支援なんだなと改めて学ぶことができた」など多くの感想をいただきました。

お問い合わせ

加古川中央市民病院 緩和ケアセンター
〒675−8611 兵庫県加古川市加古川町本町439番地
TEL:079-451-5500(代)