腎疾患および腎代替療法について包括的な診療を行うように、常勤スタッフ3名と専攻医1名で対応しています。
当科では、かかりつけ医や地域の病院と連携をとりながら、腎炎(蛋白尿、血尿)、急性腎障害、電解質異常、慢性腎臓病(CKD)に幅広く対応し、CKDの進展予防のために重要な高血圧を始めとする生活習慣病の管理にも力を入れています。
腎炎に関しては、確定診断と重症度の評価のために適応がある症例について、経皮的腎生検を行い、確かな診断に基づいて適切な治療を行えるように努めています。
腎代替療法に関しては、循環器疾患をはじめとする合併症を抱えて入院してくる透析症例が増加しており、入院診療科のサポートも積極的に行っています。また、多職種と連携して、血液透析および腹膜透析の導入を行い、腎移植を含めた適切なオプション提示を心がけています。