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診療科の特徴|小児科|加古川中央市民病院

診療科の特徴 / 小児科

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小児科のご紹介

当院小児科は東播磨地域におけるこどもの健康を守る中核施設として、予防接種、乳児健診といった健康管理から小児救急、腎臓疾患、代謝内分泌疾患、神経疾患、アレルギー疾患、気道疾患、周産期医療にいたるまで多様な小児医療に取り組んでいます。それぞれの疾患群に専門Drが従事して専門的な治療を行っています。

小児病棟は42床の病床を持ち、成長過程にある小児の専門医療、24時間365日の二次救急医療に対応しています。

周産期センター(新生児部門)はNICU15床、GCU30床の計45床を持ち、地域周産期母子医療センターとして24時間365日、病的新生児の受け入れを行って、複数の診療科との連携を通して、ほぼあらゆる新生児疾患に対応できる体制を整えており、東播磨、北播磨地域における新生児医療の中核施設として、赤ちゃんの命を守ります。またカンガルー号(新生児専用の救急車)を有しており、地域の医院、病院におけるリスクの高い分娩への立ち会いや病気の新生児の受入れも行っています。

当院はWHO/UNICEFより施設全体で赤ちゃんにやさしい病院(BFH)に認定されています。2023年には更に一般社団法人日本母乳の会より当院のベビーセンターが赤ちゃんにやさしいNICU(BFNICU)に追加認定されました。産婦人科や小児科のみならず、病院全体で連携して、母乳育児を通した(母乳育児の考え方を通した)健やかなこどもをはぐくむサポートを行っています。新型コロナウイルス感染は、こどもの心にも影を落としてきました。この困難な時代の中でも、安定した愛着形成を通して将来の日本を担うこどもたちの、こころとからだの健康を見守ってまいります。

主任科部長のご挨拶

当院の小児科は地域の小児医療センターとして、いのちの始まりから成人に至るまで、子供たちの成長に応じた総合的な診療を提供しています。小児二次救急や高度な専門医療、重症新生児の受け入れ体制などをしっかり整備し、また、赤ちゃんにやさしい病院として、健やかなこどもの成長をサポートし、あらゆる状況で地域の皆様に頼っていただける小児科を目指しています。医師、看護師、臨床心理士などさまざまな職種のスタッフがチームとして連携し、こどもたちとそのご家族が最良の環境の中で安心して医療をうけていただけるように努めます。

地域の将来を担う子どもたちの人生のよりよいスタートの一助となるため、これからも注力して参ります。