2024年11月14日(木)に開催された全国公立病院連盟第93回総会・事務長会・看護部長会 合同会議 情報交換会において、大西 祥男 前院長(現在は理事長)が功績者として表彰されました。
この表彰は2009年4月から2024年3月の15年間に渡り、病院長として公立病院の発展に尽力した功績を称えるものです。
全国公立病院連盟での表彰式では、当機構の職員への感謝の言葉で締めくくられました。
加古川中央市民病院 理事長 大西祥男
2009年4月に兵庫県立柏原病院の院長に就任。2011年4月に地方独立行政法人加古川市民病院機構が設立され、加古川市民病院、神鋼加古川病院の2病院を加古川西市民病院・加古川東市民病院と改名し、加古川東市民病院の院長に就任。2013年4月には両病院の統括院長に就任し、2016年、新統合病院「加古川中央市民病院」の開院に尽力した。
公立病院と民間企業病院の統合は、全国的にも稀有であり、異なる組織風土をもつ職員の一体感や連帯感の醸成から、病院本来の機能である高度急性期・急性期医療の充実に至るまで強いリーダーシップでけん引した。
2020年以降は新型コロナウイルス感染症が国内外に蔓延した際に、重点医療機関として最大52床の病床を配置し重症・中等症を受け入れると同時に、通常診療および救急医療や手術も止めることなく継続して行った。
開院以来、専門性の高い高度医療を追求し、質の高いチーム医療を実践し、確かな技術と豊かな人間性を兼ね備えた医療人を育成することを掲げて取り組んできた。また、手術件数・救急車受入れ件数を開院以来右肩上がりで上昇させ、加古川中央市民病院を東播磨圏域に無くてはならない病院へと発展させ、地域医療に多大な貢献を果たした。