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厚生労働大臣が定める掲示事項 | 加古川中央市民病院

厚生労働大臣が定める掲示事項

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2024年12月6日更新

加古川中央市民病院は、厚生労働大臣の定める基準に基づいて診療を行っている保険医療機関です。

【概要】

施設名地方独立行政法人加古川市民病院機構 加古川中央市民病院
所在地〒675-8611 兵庫県加古川市加古川町本町439番地
開設者地方独立行政法人加古川市民病院機構 理事長 大西 祥男
管理者加古川中央市民病院 院長 平田 健一

【標榜時間】

診療時間午前8時45分~午後5時00分
受付時間午前8時00分~午前11時00分
診療日月曜日~金曜日(土曜日、日曜日、祝祭日、年末年始(12/29~1/3)を除く)

入院基本料に関する事項

(1)一般病棟入院基本料

当院の一般病床については、日勤・夜勤合わせて、入院患者7人に対して1人以上の看護職員の配置(急性期一般入院料1)をしています。併せて、入院患者50人に対して1人以上の看護補助者を配置(50対1急性期看護補助体制加算)しております。

※但し、病棟及び時間帯又は休日などで、看護職員の配置が異なる場合があります。

(2)特定入院料

当院は一般病床以外の病床として、ICU(特定集中治療室管理料1 及び小児加算)、NICU(新生児特定集中治療室管理料1又は新生児特定集中治療室重症児対応体制強化管理料)、GCU(新生児治療回復室入院医療管理料)、小児(こどもセンター)病床(小児入院医療管理料1及びプレイルーム加算)、HCU1及びHCU2(ハイケアユニット入院医療管理料1)、PCU(緩和ケア病棟入院料2)の基準に定める病院として近畿厚生局長の承認を受けています。

「DPC(診断群分類別包括評価)方式」の対象病院に関する事項

当院は、厚生労働省より指定された「DPC(診断群分類別包括評価)方式」の対象病院です。入院医療費を計算するにあたり、包括評価と出来高評価を組み合わせて計算しています。

  • 医療機関別係数1.5331(DPC特定病院群)
    (医療機関別係数内訳)
    基礎係数1.0718・機能評価係数Ⅰ0.3756・機能評価係数Ⅱ0.0676・救急補正係数0.0181

入院中の食事の提供について

 当院は入院中の食事の提供にあたり、近畿厚生局へ入院時食事療養費Ⅰ(入院時食事療養に関する特別管理の届出に係る食事を提供していること。特別管理による食事の提供では、管理栄養士によって管理された食事が適時(夕食については午後6時以降)、適温で提供されること。)の届出を行っております。

所得区分1食あたり
住民税課税世帯490円
住民税非課税世帯


低所得者Ⅱ
過去12ヶ月で
90日までの入院
230円
過去12ヶ月で
90日を超える入院
180円
低所得者Ⅰ110円

個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書の発行について

当院では、医療の透明化や患者への情報提供を積極的に推進していく観点から、2016年7月1日より、領収証の発行の際に個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行しております。また、公費負担医療の受給者で医療費の自己負担のない方についても、同様に明細書を無料で発行しております。

なお、明細書には、使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されるものですので、その点、ご理解いただき、ご家族の方が代理で会計を行う場合のその代理の方への発行も含めて、自己負担のある方で明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にてその旨をお申し出ください。

当院は近畿厚生局に下記の届出を行っています

当院では、近畿厚生局に下記の届出を行っています。

(1)基本診療料 

(2)特掲診療料

保険外負担に関する事項

(1)初診・再診に係る費用の徴収について

当院は、紹介状等なしでの初診時・再診時には厚生労働省により制定された選定療養費をご負担いただいております。
初診時・再診時選定療養費とは、「初期の治療は地域の医院・診療所(かかりつけ医)で、高度・専門治療は200床以上の病院で行う」という、医療機関の機能分担の推進を目的として厚生労働省により制定された制度です。紹介状なしに一般病床200床以上の地域医療支援病院(当院含む)を受診した場合に、健康保険の自己負担分とは別に、国が定める金額以上の料金を患者さんにご負担いただくことが義務付けられています。

(2)患者さんの希望での長期収載品の選定療養費について

2024年度の診療報酬改定に基づき、2024年10月1日から、後発医薬品のある先発医薬品(長期収載品)を患者さんの希望で使用する際に、選定療養費として新たに患者さんの自己負担額が発生します。

(3)特別の療養環境の提供について

当院では、入院時に特別室(個室・2人部屋)をご希望・ご使用された場合に使用料をいただきます。
ご希望の際に「特別室使用申込書兼承諾書」の記入をお願いしております。

(4)各種保険外負担に係る費用   

当院では、療養担当規則の療養の給付に直接関係のないものについて、実費でのご負担をお願いしております。
ご使用・ご利用の際に同意書の記入をお願いしております。

(5)入院期間が180日を超える場合の費用の徴収について

入院医療の必要性が低くく、患者さんの事情により入院期間が180日を超える場合には、健康保険法等の入院時一時負担金とは別に、保険外併用療養費として入院基本料の一部、患者負担(2,728円/日)が発生いたします。ただし、180日を超えて入院されている患者さんであっても、15歳未満の患者さんや難病、人工呼吸器を使用している状態など厚生労働省が定める状態にある患者さんは、健康保険が適用されます。

(6)セカンドオピニオンについて

セカンドオピニオンとは、病状や治療方針について主治医以外の医師に意見を求め、患者さん自身が病気をよく知った上で、より適した治療法を選択することです。他院では治療・検査などを行わずに紹介状や画像などのデータをもとに、当院の医師の意見を聞くことができます。

患者相談に関すること

当院では、疾病に関する医学的な質問並びに生活上及び入院上の不安等、さまざまな相談をお伺いする窓口を設置しています。ご希望の方は、「相談窓口」までお申し出ください。

相談窓口1階総合受付「⑪相談窓口」 
相談時間8:30~17:00 月曜日から金曜日(祝日と12/29~1/3を除く)

医療DXへの取り組み(医療情報取得加算・医療DX推進体制整備加算)

当院は、医療DXを推進するための体制として、以下の項目に取り組んでいます。

1.オンライン資格確認等システムによる、健康保険証の確認を行う体制を有しております。

2.オンライン資格確認等システムにてご同意いただいた場合、医療情報(特定健診・薬剤情報・診療情報・手術情報等)を活用して診療を実施しております。

3.電子処方箋をご利用いただけます。電子処方箋は、紙の「処方箋」を電子化し、過去のお薬情報を複数の医療機関の医師・薬剤師と共有することができ、また同じ成分のお薬をもらうこと(重複投薬)や良くないお薬の飲み合わせを防ぐことができます。

4.電子カルテ情報共有サービスの取組実施のため、今後導入予定です。

入退院の支援に関すること(入退院支援加算)

当院では、病棟ごとに専任の入退院支援職員を配置しています。患者さんが安心して入院し、早期退院に向けての説明や相談ができるよう対応しております。また、早期に住み慣れた地域で療養や生活を継続できるように、施設間の連携を推進し退院のご支援を実施しております。

急性期医療を提供する体制確保について(急性期充実体制加算)

当院では、院内迅速対応システム(RRS=Rapid Response System)を導入しております。院内迅速対応チームは医師、看護師等からなり、 早期介入・治療を行います。これに伴い、急性期充実体制加算(急性期・高度急性期医療を集中的・効率的に提供する体制確保)の基準に定める病院として近畿厚生局長の承認を受けています。

医療安全に関すること(医療安全対策加算)

地域住民の皆様に安全で安心のできる医療を提供し、信頼される病院を目指すため、病院職員全体が一丸となって、それぞれの立場から医療事故発生防止に向け、事故防止対策を進めると共に安全意識の高揚を図り、エラーを未然に防ぐことのできるシステムを病院組織全体で構築することが重要と考え、安全管理への取り組みを進めています。

院内感染防止対策に関すること(感染対策向上加算)

医療関連感染を防ぐために、加古川中央市民病院感染対策室を中心に多職種で構成するICT( Infection Control Team)と連携して感染対策の取り組みを実践しています。

医療従事者負担軽減に関すること

当院では、医療従事者(勤務医及び看護職員等)の負担軽減及び処遇改善、病院職員の勤務環境改善を推進する委員会による取り組みを行っております。

病棟の薬剤業務に関すること(病棟薬剤業務実施加算)

当院では、病棟に専任の薬剤師を配置しています。配置薬剤師は、各病棟に掲示をしておりますのでご覧ください。

後発医薬品に関すること

当院は、後発医薬品を積極的に採用しています。

厚生労働省が定める手術に関する施設基準に係る実績

厚生労働省が指定した施設基準の届出を要する手術の施行状況についてお知らせします。

ハイリスク分娩への対応に関すること(ハイリスク分娩管理料)

当院では、切迫流早産や多胎妊娠などハイリスク妊婦の対応に備え、他医療機関との連携のために「兵庫県周産期医療システム」に参加しています。また、「産科医療補償制度」にも加入しています。

年間分娩件数645件(2023年1月~12月)
産科医師9名
助産師44名
医師等の人数は2023年6月1日現在

外来腫瘍化学療法診療料

当院では、外来で抗がん剤治療を受ける患者さんが、安心・安全に治療を継続するための体制を以下の通り整備しています。

  • 医師、看護師を院内に常時配置し、患者さんからの電話等による緊急の相談に24時間対応できる連絡体制を整備しています。
  • 緊急時に患者さんが入院できる体制を確保しています。
  • 化学療法に携わる医師、看護師、薬剤師等で構成された委員会にて、化学療法の治療内容(レジメン)の妥当性評価を定期開催しています。

院内トリアージ実施料

当院では、患者さんの症状に従い病気の緊急度を決定し、診療の優先順位付けをする院内トリアージを取り入れております。

受付、搬送、診療の順番と異なり、緊急度の高い患者さんを優先し、後から来院した患者さんを先に診療することがあります。

ご理解ご協力をお願いいたします。

地域医療体制確保加算

当院は、「地域医療体制確保加算」の基準に定める病院として、近畿厚生局長の承認を受けています。

地域医療体制確保加算の届出にあたり、勤務する医師の1年間の時間外・休日労働時間が規定する時間を超えた場合の改善のための計画などを以下の通り策定しております。

  • 医師労働時間短縮計画として、特定地域医療提供機関の指定を受けております。
  • 勤務医の負担軽減と処遇改善に資する委員会の設置と体制整備を行っております。
  • 多様な勤務形態の導入、夜勤負担の軽減を実施しております。
  • 法令規定による措置を活用した短時間正規雇用医師の活用を行っております。
  • 勤務計画上、連続当直を行わない勤務体制の実施しております。
  • 予定手術前日の当直や夜勤、当直翌日の業務内容に対する配慮をし ております。
  • 医師事務作業補助者を配置し、外来診療及び診断書作成代行等の サポートを実施しております。

ハイリスク妊産婦共同管理料

当院は、「ハイリスク妊産婦共同管理料」の基準に定める病院として、近畿厚生局長の承認を受けています。

コンタクトレンズ検査料

当院は、「コンタクトレンズ検査料1」の基準に定める病院として、近畿厚生局長の承認を受けています。

歯科診療に関する掲示

当院では、歯科診療にあっても医療安全対策及び院内感染対策を講じております。また歯科技工士も配置しております。

個人情報の取扱について

その他

  • 当院では、屋内外を問わず「病院敷地内全面禁煙」となっておりますのでご理解とご協力をお願いします。
  • 当院は、臨床研修病院です。指導医の指導・監督のもと、医師としての知性を磨き優しさと献身性を示し、自らの社会的役割を認識しつつ、一般的な診療において頻繁に係る疾病又は負傷に適切に対応できる基本的診療能力(知識・技能・態度)を習得、そして患者及びその家族・医療スタッフ・地域住民から信頼される医師を育成しております。日本の未来を担う医療職を養成するために、皆様のご理解とご協力をお願いします。
  • 当院は、複数の診療科・診療支援部などが連携した専門診療およびチーム医療を行っております。