心臓血管センターの一部門として東播磨地区の循環器疾患を受け入れ心臓血管外科領域のほとんどの手術を行っています。虚血性心疾患、弁膜症、大動脈疾患、末梢血管、先天性心疾患の診療を循環器内科、小児科と連携を取り合いながら患者さんにとって最適な治療を選択し提供できるように努めています。同じ病気でも患者さんの年齢や状態によって治療方針は変わってきます。そこで複数の診療科からなるチームを形成して担当科の専門性に偏ることのない最適な新しい治療を選択するようにしています。心臓血管外科と聞くと“怖い”イメージを持たれる方が多いかと思いますが、外科治療は日々進歩しています。低侵襲手術や大動脈疾患に対するステントグラフト治療(カテーテル手術)も行っており、カテーテルを用いた弁膜症治療もサポートしています。また突然発症して救急搬送される疾患については24時間体制で緊急手術ができる体制を整えております。
生まれつきの心臓病、先天性心疾患については小児科、循環器内科と合同でカンファレンスを行い新生児から成人の外科治療を行っております。循環器疾患の外科治療については年齢に関係なくご相談にお応えしますので当科受診時にはどんなことでもお気軽にご相談ください。