救急科は、平日第1・2・3日曜日(救急当番日)の昼間帯に救急車、ドクターカー、ドクターヘリで搬入された、また直接来院された内因性・外因性疾患、院外心肺機能停止など、ありとあらゆる救急患者の初療に当たっています(表1・2・3)。迅速な診察と諸検査から重症度・緊急度および疾患・病態を診断し、処置・治療を行っています。要入院時には、各専門科または救急科に入院、あるいは転院させています(表3・4)。2024年の病院全体の救急車・ドクターカー・ドクターヘリの受入れは8,273例で、救急科は2,682例(32.4%)に対応しました(表1)。初療対応患者のCOVID-19確診は135例、インフルエンザ確診は40例でした。重症細菌感染症も多く、517例(総初療患者の約18%)に血液培養検査が施行され、約22%が陽性(菌血症)でした(表2)。緊急・重症病態の患者さんを診られた際には救急科へご連絡下さい。ドクターカー運行状況によっては、ドクターカーで貴院まで出動します。