当科は播磨地区にて最も長い歴史をもつ脳神経外科です。周辺の医療情勢により2010年より長らく1人体制で診療を行っておりましたが、2015年より順次体制を整え、2017年には脳血管障害・血管内治療を専門とする木戸口医師により内頚動脈狭窄や脳梗塞、脳動脈瘤や脳動静脈ろうなどの脳血管障害の治療が可能となり、2019年には長年播磨地区の脳神経外科医療を支えてきた潤井医師が加入、3人体制となると同時に血管内治療機器や最新の手術用顕微鏡やドリルなど設備面での整備・更新を進めることによって2021年より脳神経外科としての体裁がほぼ整いました。救急医療を充分に行うためには依然マンパワー不足は否めないものの、引き続き地域医療へ貢献すべく精進してまいりますのでよろしくお願いいたします。