単純X線写真、胃・大腸等の透視検査、CT、MRI、マンモグラフィー、血管造影等のX線を用いた各種の検査をはじめ、核医学検査においても通常のSPECTに加え、最近では癌診療に必須の検査であるPET-CTなどの多様な検査の実施と画像診断を行っています。SPECT検査は循環器疾患が中心ですが、骨シンチ、脳血流シンチ等にも対応しています。またMRIについては、3テスラMRI装置に加え静音タイプのMRI装置を導入し、3台体制となりました。さらに診断能の向上を目指すとともに、患者に優しい検査を目指しています。
IVRについては、肝細胞癌や転移性肝癌に対し肝動脈塞栓療法や、ラジオ波焼灼療法などを施行しています。他にも子宮筋腫の治療として子宮動脈塞栓術や、各種の出血に対する緊急止血術、中心静脈ポート留置術、さらにCTガイド下での生検や膿瘍ドレナージなど幅広いIVRを行っています。また、閉塞性動脈硬化症に対する血管形成術や大動脈瘤や大動脈解離に対するステントグラフト治療を循環器内科や心臓血管外科と協同しながら取り組んでいます。