呼吸器内科では、肺炎や抗酸菌症などの感染症、C O P Dや喘息などの閉塞性肺疾患、間質性肺炎、呼吸不全、睡眠時無呼吸症候群、肺がんなどの悪性疾患など幅広く受け入れています。当科では超音波システムを用いた気管支鏡検査や局所麻酔下胸腔鏡を安全に注意しつつ積極的に行い、呼吸器疾患の早期診断と個々の患者さんに応じた適切な治療を目指しています。検査機器では従来の肺機能検査のほかに、呼気NO検査、モストグラフ(呼吸抵抗測定装置)などを用いて、C O P Dや喘息などの診断治療に役立てています。緩和ケア、呼吸リハビリの実践と教育、院外薬局も含めた吸入指導なども行っています。新型コロナウイルス感染症など感染症対策をとりつつ、診療体制は以前より充実していますので、当地域の呼吸器専門施設の中心として、可能な限りお困りの患者さんの対応を、そしてさらに質の向上に努めていきます。