加古川市を中心とした東播磨地域の基幹病院として地域医療に貢献すべく、消化器疾患を中心として外科領域全般を対象に治療を行います。対象となる疾患は、良性および悪性を問わず食道から肛門に至る消化管全般および肝胆膵領域の疾患です。手術は胃癌や大腸癌に代表される悪性腫瘍と良性疾患の代表である胆石やヘルニアまで幅広く行っています。最近の外科治療の流れである低侵襲手術としての鏡視下手術やロボット支援手術も積極的に行っています。また当圏域における胆嚢炎や消化管穿孔などの緊急症例に関しては、原則として24時間必ず対応させていただきます。 今年度、外科スタッフは新たに2名のスタッフと3名の専攻医(専攻医3年目4名、2年目2名、1年目3名)を迎え、専攻医9名とスタッフ11名の総勢20名体制で、若い外科医のパワーを活用し、フットワークを一層軽くしてチームワークよく診療に当たりたいと考えております。本年も当科のモットーである「ことわらない」「あきらめない」「待たせない」を実践し、フットワークを軽くしてアクセスのよい外科を目指していきたいと考えています。