当科は旧加古川市民病院で2000年4月に常勤2名で開設、2006年3月より尿路結石体外破砕装置(ESWL)を、2009年4月よりレーザー手術機器が導入され、上部尿路結石に対する内視鏡手術(f-TUL)、前立腺肥大症に対する経尿道的レーザー前立腺核出術(HoLEP)が可能となりました。さらに2016年7月新病院開設時に手術支援ロボットのダビンチXiが導入され、2016年8月よりロボット支援下前立腺全摘除術を、2020年3月よりロボット支援下腎部分切除術を開始しています。ハード面の充実は近隣に引けを取らないものと自負しています。 診療では、特に悪性腫瘍に重きを置き、正確な臨床病期診断ならびに各病期に応じた標準的治療とその評価を行っています。2016年4月より念願の常勤医3名体制となり、2023年4月より待望の専攻医が1名増員され、現在は計4名で診療を行っております。それでも外来の待ち時間、手術の待ち期間は解消しきれていません。つきましてはご病状の安定した患者さんは近隣のかかりつけ医様にお願いしています。ご理解とご協力の程、何卒よろしくお願い申し上げます。