Y.K(腫瘍・血液内科 専攻医1年次 2024.5)
初めまして。2024年度腫瘍・血液内科専攻医1年目のY.Kと申します。
専攻医として働き始めて、不安なことばかりですが、上級医の先生方に支えていただきながら業務しています。大変なこともありますが、それ以上に勉強になることばかりで、非常に充実した日々を送っています。 加古川中央市民病院腫瘍・血液内科は東播磨地域の大部分の血液患者さんを診療しており、血液良性疾患から悪性腫瘍に至るまで非常に幅広い疾患を経験することができます。また固形腫瘍も紹介が多く、多数の固形腫瘍の治療を経験することが出来ます。
腫瘍内科・血液内科という分野は、多種の抗がん薬を多量に用いるだけでなく、同じ疾患でも患者さんによって症状が全く違ったり、また社会背景によっても治療内容が大きく変わるため、特に難解なイメージが強いと思います。
私自身、疾患概念や新しいレジメンを勉強するたびに頭が???になり、毎日教科書や論文を必死に探している状況です。 しかし診療科部長の先生が週3回のカンファレンスを設けてくださり、それ以外でもいつも患者さんのことを気にかけてくださり、非常に相談・勉強しやすい環境です。カンファレンスのたびに悩んでいた所見や方針がすっきりとし、私にとって大きな安心感があります。他の上級医の先生方も病棟でアドバイスを下さったり、一緒に回診に行って下さったり、ベッドサイドでの診察や解釈もご指導下さいます。自信がなかったり、不慣れな手技があれば快くバックアップをして下さいます。
それ以外にも、歯科口腔外科などの他科の先生方や、看護師の皆様、理学・作業療法士、薬剤師、臨床検査技師の方々など、多くの病院スタッフに気軽に相談させて頂きながら業務に当たれており、大変感謝しております。
まだまだ未熟者ですが、毎日新しい発見があり、その度にもっと勉強したい、もっと知りたいと思えるような環境だと思います。今後も研修できることが非常に楽しみです。今後ともご指導ご鞭撻の程、よろしくお願いいたします。
専攻医生活をどこでするか悩まれている方や当院腫瘍・血液内科に興味がある方は、ぜひ見学に来ていただければと思います!