#20 ご存じですか?糖尿病食は健康食
栄養バランスの良い献立
栄養バランスの良い正しい献立の整え方を身につけることは、食べすぎを防ぎ、さらには糖尿病を防ぐことにもつながります。「栄養バランスの良い献立」とよくいいますが、一汁二菜で覚えると意外と簡単です。今回は一汁二菜の献立をどのように整えればいいのかをお伝えします。一人分をマスターしてしまえば、二人分でも4人分でも考え方は同じ。チャレンジしてみましょう!
主菜
主菜は主に肉料理や魚料理のお皿です。時には豆腐や卵の時もあります。食品の種類によって栄養価は異なりますが、肉も魚も60~100g、多くて120gが目安です。この写真では豚肉を80g使用しています。
副菜
野菜料理のお皿です。1食100gは野菜を摂取しましょう。朝食や昼食で取りにくい日は、夕食で100~200gは食べるようにします。また、一食に30~50gは濃い色の野菜にすると良いです。この一皿でとりきれない場合は、主菜の添えに野菜をつければ楽に摂取することができます。
汁物
味噌汁やすまし汁、スープなど。具として加える食品は野菜、海藻、きのこ類、豆腐などの大豆製品など様々使えます。主菜や副菜のボリュームや食品などによって、具沢山にしたり、具を選んだり変化させるといいでしょう。
主食
ご飯やパン、麺類あるいは味つけご飯などがあります。ご飯の量は個人によって違ってきます。女性男性、身長、日々の生活の活動量によっても必要なエネルギーが違いますので、だいたい120g・150gから多い人で200gくらいが適量。若い男性やスポーツ選手などはもっと多い量になります。また、血糖値が高いと指摘を受けて、この主食を減らしすぎる方もおられますが、減らしすぎるとエネルギー不足に陥いりますし、食事のバランスが整わず他の弊害がでてきますので減らしすぎないことも大切です。
手ばかり栄養法を使って測ってみよう!
【主菜】1食につき片手に分の量を選びましょう。
【副菜】1食につき、生野菜は両手に乗る量がだいたい100g。
お浸しなど火を通したお野菜は、片手に乗る量が目安になります。
【主食】1食につき1つ(両手のひらに収まる量)を選びましょう。
【果物】1日に片手にのる程度(または握りこぶし1つ分)の量を意識しましょう。
参考文献:全国健康保険協会 岡山支部 他
- 管理栄養士
川村 久実 - お笑いが好きです。笑うことは健康にも良い効果があるみたいですね。
好きな漫才師は「ダイアン」と「かまいたち」です。
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