TEL
#14 栄養素の血糖値に与える影響と手軽に作れる料理 | 加古川中央市民病院
ホーム > ウェブマガジン > 糖尿病教室 > #14 栄養素の血糖値に与える影響と手軽に作れる料理

#14 栄養素の血糖値に与える影響と手軽に作れる料理

糖尿病と診断されると「食事制限がつらい」と思われる方が多いです。しかし、基本的に食べてはいけない食べ物はなく、食事バランス・食べる時間・量・回数に気をつけて頂くことで改善が出来ます。今回は栄養素の血糖値に与える影響と手軽に作れる料理を1品紹介します。

上記の図は栄養素がどのくらいの時間をかけて体に取り込まれ、血糖値の上昇に関わっているかを示しています。

  • 炭水化物(ご飯・パン・麺・芋類)は食後30分~1時間後をピーク に血糖値は上昇します。
  • たんぱく質(肉・魚・卵・大豆製品)は食後3時間後頃に血糖値に影響します。
  • 脂質(油・ベーコン・マヨネーズなど)は食後6~12時間かけてゆっくり吸収され始め、じわじわと上昇します。

つまり、炭水化物の多い食品中心となると、その分血糖値も急激に上昇し血管に負担がかかります。
そのため、偏ることなくバランスよく食べることが重要となります。

【 参考文献】大阪医療センター 食べ物と健康

トマトとオクラのおかか和え

<材料> 4~5人分

  • トマト 中サイズ(200g程度)・・・2個
  • 冷凍きざみオクラ ・・・ 100g

☆白だし ・・・ 大さじ1
☆白ごま油 ・・・ 小さじ2
☆かつお節 ・・・ 小袋(2.5g)1つ

  • いりごま ・・・適量

<作り方>

  1. トマトは1cm角に切る
  2. 大きめの容器にトマト、オクラを入れ、☆を加え混ぜる
  3. 取り分け用の皿に盛り付けた後、いりごまをかけ完成

管理栄養士
友田 早紀
「今年は色んな事にチャレンジしたい!」と思っており、直近では高知県へ行きキャニオニングとSUPを体験してきました。自然豊かな水のキレイな町で、食べ物は美味しく、普段の生活では味わえない体験ができ満足でした。

記事一覧