研修医 R.H
はじめまして。加古川中央市民病院臨床研修医2年目のR.Hと申します。2022年4月に当院へ入職し、はや1年が経ちました。1年間のことを振り返りながら、加古川での研修生活の中で感じたことを少しでもお伝えできればと思います。
入職当時について
入職当時の不安は今でも鮮明に覚えています。慣れない土地、社会人としての役割、現場での診療など、すべてが初めてのことばかりで目の前のことを消化するのに精一杯の毎日でした。そんな中でもつまずくことなく研修をスタートできたのは、上級医の先生方、1学年上の研修医の先生、事務の方々のサポートのおかげだと思います。同期の研修医も明るく熱心なメンバーで、毎日その日の出来事を共有し、時には遊びに行きながら仲を深めています。
当院での研修
当院では1年目に外科、小児科、産婦人科を各1か月、救急科を3か月、内科計9診療科を6か月かけてローテーションします。順番は各々違いますが、1年経ったころにはバランスよく基礎的な臨床能力が身についたと実感しています。また、当院の指導医の先生方は、科を問わず指導熱心で優しい先生ばかりで、どんなに小さなことや当たり前のことを質問しても優しく教えてくださるので、研修には最適な環境だと思います。
成長を実感しやすい環境
まだまだ未熟者ですが、1年前を振り返ると、たくさんのことができるようになったと感じています。徐々に上級医の先生方から任せていただけることも増えていき、診療科によっては、やる気次第でより多くの業務を任せていただくことができます。主体的に診療に携わることで、自分の得意なこと、不得意なことがわかっていきます。忙しいと感じる時もありましたが、毎日がとても充実しており、あっという間に1年が過ぎました。研修医の同期も同じように感じているのではと思います。
当直について
当院の当直は、日直も含めて月4回と決められています。夕方17:00から当直勤務が始まり、1年目は翌1:30まで、2年目は専攻医になってからの当直勤務に向けて、翌1：30以降も朝8:30まで勤務することができます。上級医の先生は必ずそばにいてくれ、常に方針を相談しながら診療できることが当院の大きな特徴かと思います。ただ、専門性の高い疾患では、方針に頭を悩ませる場面もあり、院内にいる先生やオンコールの先生に相談させていただくこともありますが、どの先生も快く相談に乗ってくださり、とても心強いです。救急車の台数も多く、経験できる症例数に困ることはないと思います。
最後に
少しでも当院の魅力をお伝えできればと思いながら書かせていただきました。見学に来ていただければ、研修医の生活の様子だけではなく、コメディカルを含めた病院全体のスタッフの方々の雰囲気の良さが伝わるかと思います。是非一度、当院への見学をお待ちしております。