TEL
外科専門研修プログラム 外科専攻医の声 | 加古川中央市民病院

外科専門研修プログラム 外科専攻医の声

ホーム > 専攻医 > 外科専門研修プログラム 外科専攻医の声

中川 卓(心臓血管外科 専攻医3年次 2025.4)

心臓血管外科専攻医3年目の中川卓です。

2年間の淡路医療センターでの初期研修の後に, 後期研修のプログラムとして加古川中央市民病院の外科専攻医プログラムを選択しました。専攻医1年目は神戸大学医学部附属病院で研修を行い、2-3年目を当院で研修を行っています。

私が当院での研修を選択した理由としては病院見学の際に、積極的に専攻医が手を動かして学べる機会が多くあると感じたからです。2024年4月から当院での研修が始まり、実際に数多くの手術の経験をさせていただきました。4月の第一週から腹部大動脈瘤の執刀を当てていただき、1年を通じて20例以上の開腹人工血管置換術(緊急も含む)の症例を経験させていただきました。開心術ではほとんどの手術で第一助手をさせていただき、多くの手術を学ぶことができます。また、手技としては当初は開胸・人工心肺確立などから始まり、10月には執刀もさせていただきました。その後も少しずつ開心術の執刀の経験も増えていっています(部分弓部置換術・全弓部置換術・大動脈弁置換術 等)。執刀するにあたって、手術手技に加えて、術前のプランニング、上級医やコメディカルとのディスカッション、患者・家族とのかかわり方など、様々なことに責任をもって取り組むことを日々学ばせていただいています。

手術ができることはもちろんですが、当院では学会発表や論文の指導といった、academicな部分の教育も優れていると感じています。もともと私は苦手意識がありましたが、上級医の先生方の手厚い指導でなんとか乗り切ることができています。今後の心臓血管外科医人生の中で、非常に大切なことの一つであり、専攻医の時期に学ぶことができるのは当院での研修の利点だと思います。

当院は緊急症例も多く、非常に多くの経験を積むことができます。忙しく大変な時期もありますが、1年間働いて、日々自分の成長を実感しています。ぜひ一度、病院見学で当院に足を運んでください。一緒に当院の心臓血管外科を盛り上げましょう。

外科専門研修プログラム 外科専攻医の声

動画

メッセージ

Back Number