宮本 孝平（消化器外科 専攻医1年次 2022.8）
現在、外科専攻医1年目として当院消化器外科で研修を行っています。私は岡山大学を卒業後、2年間の初期研修を岡山済生会総合病院で過ごし、後期研修先として当院の外科専門研修プログラムを選択しました。当院を選択したのは、地元が兵庫だからというのもありますが、一番の理由は、多くの手術件数に加え、早いうちから専攻医に執刀の機会が与えられるということに魅力を感じたからです。
実際、当院での研修が始まりまだ半年も経過していませんが、多くの執刀機会を頂いており、定期手術ではヘルニア修復術、胆嚢摘出術などに加え、結腸切除術などの執刀機会も徐々に増えてきているような現状です。また、緊急手術が多いのも当院の特徴であり、基本的には全て執刀医、主治医となります。勿論、できないこと分からないことも多いですが、経験豊富な上級医がフォローして下さり、疑問点なども気軽に相談できることから、一手術毎に成長を実感できています。専攻医が8人（内2人は院外研修中）と比較的多いですが、1人1人に十分な執刀数があること、また、専攻医に執刀させてもらえるという環境が整っていることが当院での研修の一番の魅力と感じています。
また、このような環境で育ってきた優秀な専攻医の先輩方の存在も大きく、先輩方の執刀を見たり、時には、自分達の執刀ビデオを振り返ってアドバイスをしてくださったりと、多くの事を吸収させてもらっています。