有村 尚人(消化器外科 専攻医1年次 2024.11)
私は当院で外科専攻医として働き始め、早半年が経過致しました。この病院を選んだ理由としては早い時期から執刀できる、手術数が多い、外科医の人数が多いという点でした。 実際働いてみて感想を述べさせていただきます。
私が当院で研修をしようと思ったきっかけは若手が執刀できる環境に惹かれたためです。病院見学の際にも一緒に術野に入り手術を経験させていただきここなら成長できると実感したため当院での研修を希望しました。
まず執刀数ですが、半年でかなりの手術件数を任せていただきました。最初は参考書や手術動画で勉強し、手術に臨みましたが、ほとんど手が動きませんでした。それでも上級医の先生方が丁寧に一から教えてくださり、できることが増えることの喜びを日々感じております。すべての手術が基本的には初の経験であり、できないことが当たり前です。そのため執刀した手術1例1例を振り返ることが何より肝心であり、同様の症例が当たった際により深い理解を得て、執刀することができます。当院では執刀数が多いため、1週間、2週間の期間で同様の症例を担当できるため、復習、実践を短期間で繰り返すことができ、より早い成長が可能であると実感しております。もちろん他にカメラや助手も行う経験が豊富にあり、他の先生方の執刀を見ることも多いため、より広い知見、技術を身に着けることができます。上記理由から執刀数、手術数が多いことは外科医にとって非常に貴重な環境であると感じております。
また外科専攻医が9人と人数が多く、切磋琢磨できる仲間がいることは大変心強いです。休みもとりやすく、自分のプライベートの時間を確保できます。私は夏休みを1週間ほど取らせてもらいました。他病院と比較すると人数は多いですが、幅広い豊富な経験をさせていただきました。
まとめになりますが、当院での外科研修は充実した日々を送ることができ、一生の財産になることでしょう。外科医として共に走り抜けることを楽しみにしております。是非当院へ一度足をお運びください。お待ちしております。
また、術前/術後カンファレンス、抄読会、朝の創部回診、ビデオカンファレンス、学会発表などにも力を入れていますので総合的な学力の向上が期待できます。当院では症例も豊富ですので、専門を絞らず幅広く経験しこの3年間で興味のある分野を開拓できるのではないでしょうか。