固形がん治療の3大治療法として、手術療法、放射線療法、化学療法があげられます。手術療法室では、メスなどを用いた手術でがん組織を切除する治療を行います。がん細胞を取り残さないように、がん組織の周りの正常組織を含めて切除します。5大がん(胃がん、大腸がん、乳がん、肝がん、肺がん)や泌尿器がんなど、各診療科の専門医師が手術を行います。当院では16室の手術室が稼働しており、麻酔科医師をはじめ専門スタッフの管理と協力のもと、安全かつ円滑に手術が進められています。2023年度に当院で行ったがんの手術件数は年間1500件を超えています。
近年、胸腔鏡や腹腔鏡を用いた低侵襲手術の割合が増えています。当院では3D内視鏡システム5台を含む計6台の内視鏡システムが使用でき、精密で出血の少ない安全な手術が可能となっています。
ロボット支援下手術についても、前立腺がん・腎臓がんは泌尿器科で、直腸がん・大腸がん・胃がんは消化器外科で、肺がんは呼吸器外科で行っています。それぞれ良好な治療成績を上げています。ロボット手術では拡大された3D画面上で操作ができ、多関節機能により機器の自由度が高く、人間には不可能な角度でのアプローチが可能となります。人間の操作による手ぶれを補正する機能も搭載されており、縫合操作が容易になるなどの利点もあり、さらなる治療成績の向上が期待できます。
ロボット手術 ダヴィンチ
消化器外科
日本外科学会外科専門医・指導医
日本消化器外科学会消化器外科専門医・指導医
日本消化器病学会消化器病専門医
日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
厚生労働省認定臨床研修指導医
医学博士
消化器外科
日本外科学会外科専門医・指導医
日本消化器外科学会消化器外科専門医・指導医
日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医
日本内視鏡外科学会技術認定医
日本乳がん検診精度管理中央機構
検診マンモグラフィ読影認定医
厚生労働省認定臨床研修指導医
医学博士